毛根が死滅したときとどうでない時の育毛方法

髪がどうして生えて、抜けていくかのメカニズムを紹介します。

髪がどうして生えて、抜けていくかのメカニズムを紹介します。

髪はどのようにして生えるのか

髪の毛には毛周期という毛の成長サイクルがあり、およそ5~6年周期で髪の毛は生え変わります。
髪の毛が作られる流れとしてはこうです。

まず毛穴の奥にある毛乳頭が毛を作る司令をだして、毛穴の中で短い毛が生えてきます。
最初は産毛のように細いですが、徐々に太くなっていきます。この時期を早期成長期といいます。

次にこの毛が徐々に太く長くなっていくのが中期&後期成長期です。
人にもよりますが、この中期&後期の成長期は女性で4~6年、男性で3~5年ほどです。
この成長期はどのような動きがあるかというと、毛乳頭が司令をだして髪の毛を作る毛母細胞が細胞分裂を繰り返し
髪の毛を作り出しているのです。

ある程度成長すると今度は徐々に細胞の活動がおさまり、成長しなくなる退行期になります。
この時期になると毛根が徐々に表皮に近づき上がっていきます。退行期は約2週間ほどです。

そして退行期を過ぎると毛周期の最後の段階、休止期にはいります。
ここでは単純に毛穴に毛が刺さっているだけの状態で自然に抜けるのを待ちます。期間は大体2~4ヶ月ほどです。

休止期を過ぎると、また最初の成長期にはいり、毛乳頭が新たな毛根を作り出し毛が成長していきます。

髪が抜けてしまう原因-男性編-

ここでは男性の薄毛で一番多い、AGA(男性型脱毛症)について毛周期を用いながら説明します。
AGAの原因は男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結びつき
ジヒドロテストステロンという脱毛を促すホルモンになってしまうことです。

ではこのジヒドロテストステロンがどのように作用するかというと、
毛を作る司令をだす毛乳頭に作用し、毛をつくるサイクルを短くしてしまうのです。
毛周期でいうと通常3~5年の成長期を短くしてしまうために、毛が太く・長くならない内に毛が退行期・休止期にはいってしまい抜けてしまうんです。

AGAのチェックで抜け毛が「短く」「細い」ものが多いと要注意!といわれるのはこのためです。
逆に抜け毛が多くても、「太く」「長い」ものであればそこまで気にする必要はありません。
目に見える髪の毛の多くは抜けるのを待つだけの状態のものが多く、1日に100本くらいは正常な髪の周期の人でも抜けているからです。

髪が抜けてしまう原因-女性編-

女性の薄毛で一番多い症状は「びまん性脱毛症」です。女性でも男性と同じようにFAGA(女性男性型脱毛症)というのが一部ありますが
男性ホルモンが多い女性に見られる一部の脱毛症です。ここではびまん性脱毛症について説明します。

びまん性脱毛症の主な原因は女性ホルモンの減少、乱れです。
一般的に女性ホルモンは25歳くらいをピークに徐々に減少していってしまいます。
女性ホルモンの1つである、エストロゲンには髪の生成を左右するため、女性ホルモンが減少することで髪の成長にも影響を与えます。
またもう1つ注意したいのが閉経です。閉経すると女性ホルモンは著しく減少します。
そうなると髪にも影響を与えてしまうので更年期を境に髪が薄くなるのはそのためです。

またびまん性脱毛症の特徴として髪全体から薄くなります。
分け目などから薄くなるというケースもありますが、これは長年分け目を変えずに、その箇所が緊張し頭皮にダメージを与えていたからということが考えられます。
髪をまとめてしばったいるすることも頭皮にダメージを与えてしまうので常に同じ箇所で髪を分けたり髪をむすんだままにするというのは極力避けましょう。